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見近島キャンプ場
(みちかじま)
愛媛県今治市宮窪町見近島
TEL 0897-86-2500(宮窪町役場)


通年・無料・乗入れ可・水場あり・管理棟(管理人不在)・水洗トイレ・ゴミは持ち帰り

伯方島と大島を結ぶ「伯方・大島大橋」の橋脚を見近島(無人島)が支えています。「原付・自転車・歩行者道」の橋脚そばに「見近島」の標識があり、これがキャンプ場への入口(降り口)になります。したがって、125cc以上のバイクや自動車は入れません。

目の前は「プライベートビーチ」です。大雨の時には管理棟の屋根の下に避難できます。伯方島側にコンビニ、ホームセンター、道の駅などがあります。伯方島の町中にはスーパーがあります。「伯方・大島大橋」の料金所は大島側にあるため、伯方島方面への買い出しの通行料は無料です。

徒歩、自転車、原付専用。交通の便(しまなみ海道)がよく、買い出しも便利。クマやイノシシの心配なし(※)。海水浴(自己責任)もできる村上水軍ゆかりの無人島。水洗トイレに炊事棟。雨宿りのできるスペースあり。しかも無料という奇跡のようなキャンプ場です。原付ライダーのみなさん、大事に利用しましょう。 (2015年に利用)

(※)2015年利用時に「のろし台」のサイトの一部にイノシシがミミズを掘った跡らしきものがありました。住み着いてはおらず、通りすがりだと推測されます。

<追補 2019年9月8日>
ゴミの量が増加したため、2019年8月にゴミ箱は撤去されたそうです。また、トンネルを抜けた南側の広場「隠れサイト」でのテントの設営は禁止になったそうです。さらに、北側のトンネルは立ち入り禁止、東屋(管理棟のことか)でのテントの設営も禁止になったそうです。「のろし台」での設営が禁止になったかどうかは不明です。
※ 撮影日が異なる画像で構成


大島のカレイ山展望公園より / 中央の小島が見近島でキャンプ場は橋の左側にあります。前方(尾道方面)の島は伯方島で、道の駅やコンビニは橋の左手の国道を、右手の国道を進むと鶏小島キャンプ場や船折瀬戸オートキャンプ場、さらに市街地が続きます。市街地にはスーパーがあります。


キャンプ場へは「原付・自転車・歩行者道」から入ります。「見近島」の標識があります。写真は伯方島(尾道方面)から大島(今治方面)に向かうアングルです。



「伯方・大島大橋」より / 広いサイト(メイン)です。左が管理棟(管理人不在)で、管理棟の奥側は屋根のみの構造で雨宿りができます。右の赤屋根が炊事棟、さらに右がトイレ。橋の下、手前のフラットの部分は一段高い「のろし台」のエリアです。こちらにもテントが張れます。さらに、管理棟脇の路を進みトンネルを抜けると「隠れサイト」があります。こちらは島の南側にあたります。


潮が引くと砂浜が現れます。海水浴される方は炊事棟の水道を利用されるようです。




左手の半島には数個の洞窟が現れます。奥行きは浅いです。神仏をイメージしてしまいました。


のどかなサイトです。海辺の藤棚や背後の桜の木の下などの周辺部分にテントを設営するキャンパーが多いようです。車は入ってこないので中央あたりでも「安心」です。




メインのサイトに進入する手前、管理棟の右手奥にトンネルがあり、これを抜けると水洗トイレと「隠れサイト」が現れます。海側には植え込みで区切られたソロテント3、4張り分のスペースもあります。メインのサイトが満杯だったり、海風(西風)が強い時にはこちらの利用をおすすめします。このサイトの欠点は、頭上から道路の接合部(橋脚部)の通過音が響いてくることです。耳栓が必携です。また、海上では深夜まで、そして早朝から貨物船などが往来します。


一段高い「のろし台」のエリアにはフラットな部分があり、サイトに指定されています。メインのサイトのトイレや炊事棟に降りるスロープがあり、距離的には遠くありません。出入り口は橋からメインのサイトに下る途中にあります。橋の直下なので車の走行音対策用に耳栓を用意してください。


トイレ側の背後にもトンネルがあります(工事用?)。地面の傾斜による雨水の流入や、風の吹き抜け具合にもよりますが、気象の急変に対応できるかもしれません。