建治寺
第13番奥之院
(こんじじ)
行場
(建治の滝ほか)
(ぎょうば)
龍門窟
(りゅうもんくつ)
徳島県徳島市
修行の霊場として有名なお寺とのことです。県道21号からは徳島入田郵便局から入る道と、天の原バス停の「建治寺・新道」から入る道の2つのルートがあります。駐車料は無料です。
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県道21号より建治寺を望む / 西竜王山(495m)の中腹に遠望できます。
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県道21号、徳島入田郵便局と食料品店の間の道から入るルートです。
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「建治の滝、奥之院」の案内に従って右折します。
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左は遍路道で「建治の滝」から建治寺に至ります。自動車は右折します。この地点から建治寺までの距離は
1,700m(案内板より)と短いですが、傾斜がきつくなっています。苔は生えていませんが雨天時には注意してください。
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間違って遍路道に進入しました。
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こちらは天の原バス停の「建治寺・新道」から入るルートです。
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二つ目の道を右折します。
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墓所で右折します。
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カーブミラーで左折します。
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突き当たりを右折します。
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緩やかな右カーブ。お寺の標高は低く距離も短いですが、急峻な坂道が続きます。
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本堂
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本尊は本堂の岩屋の奥に祀られており、空海は本堂の岩屋で修行されたそうですが、祭壇から奥部分は暗くて岩屋と意識させられるものは目に入りませんでした。
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本堂と背後の岩 / この岩の下部が岩屋になっているようです。
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大師堂 / 龍門窟への歩道が大師堂の横から続いています。
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龍門窟の入口 / 洞窟は一人の修験者により三年をかけて掘られたそうです。
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用意されている電灯を片手に身をかがめながら進みます。2ケ所の横穴から明かりが差し込んでいます。
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洞窟は 20〜30m で行き止まりになります。
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中腰のまま横穴から外の様子をうかがいました。鮎喰川の流れの先に海(紀伊水道)が見えました。東北東の空も開いていました。とっさに「求聞持法」がよぎりました。お寺には求聞持法についての記録はないとのことでした。龍門窟が掘られた以降の話になりますが、イメージが膨らみます。
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龍門窟のある岩山 右は大師堂
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鐘楼と常夜灯が小高いところにありました。紀伊水道からも見えるそうです。
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本堂(岩屋)は東方を向いています。右手には山が迫りますが、季節によっては求聞持法の行も可能なのではと思いました。(画像は2回目の探索より)
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行場へ向います。「十三番大日寺、滝行場へ(階段下る) 下の道場山門より、下ってください。途中、滝行場を通過して大日寺に行けます。」との案内板があります。
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「へんろ道 鎖坂道 すべ○注意」「左道 迂回路(安全)」の案内がありました。
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右のへんろ道を下ると、鎖の行場の上部に至りました。思案の末、危険回避を優先して「安全な迂回路」の方に戻りました。
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遍路道を下ります。あちらこちらにイノシシの堀り跡がありました。
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大岩を回り込むと鎖の行場の登り口に出ました。迂回路を下ったのが正解でした。
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梯子(はしご)の行場 /
梯子の先には岩が張り出していました。行では岩に乗り移るのかもしれません。梯子を見上げるだけで恐怖でした。古い木造の梯子が自然になじんでいました。現地では思いませんでしたが、どうやって運んだのだろうかという疑問が湧いてきました。
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建治の滝(滝行場)から建治寺に向う遍路道 /
人の手が加わっていますが、時を経たためか自然石を利用したためか人工物が自然に溶け込んでいました。さらには自分さえも一体化しているような心地よさを感じました。
お堂からは梯子の行場、鎖の行場へと続きます。お堂には不動明王と貞阿上人が祀られているそうです。貞阿上人についてはお堂のとなりの案内板に「建治物語」として解説されています(赤錆が浮いて読みづらいです)。
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水量は少ないようです。落差は25m だそうです。
※画像は合成しています
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滝の左手には石段に続く石積みされた平地がありました。かつてはお堂があったのかもしれません。