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足摺岬
(あしずりみさき)
高知県土佐清水市


四国最南端の岬です。駐車場から白山洞門、ゆるぎ石、灯台などめぐる遊歩道が整備されています。県道27号は一部区間が一車線です。自動車は足摺スカイラインの利用をおすすめします。また、駐車場は狭いので連休時は混雑するようです。二輪の駐輪場は駐車場そばの観光案内所?です。


足摺岬の灯台と太平洋


灯台下より太平洋を望む / ここから補陀落渡海(ふだらくとかい ※)をされた人たちのことを思いやると胸がつまりました。

(※)補陀落渡海:ウィキペディアより要約(https://ja.wikipedia.org/wiki/補陀落渡海)
補陀落渡海は日本の中世において行われた捨身行の形態で、南方に臨む海岸に小型の木造船(渡海船)を浮かべて行者が乗り込み、沖に出るというものである。伴走船が曳航(えいこう)し、綱を切って見送る。場合によってはさらに108の石を身体に巻き付けて行者の生還を防止する。 江戸時代には既に死んでいる人物の遺体を渡海船に乗せて水葬で葬るという形に変化する。紀伊(和歌山県)の那智勝浦では868年から1722年の間に20回実施されたという。足摺岬、室戸岬、那珂湊(なかみなと)などでも行われたとの記録がある。


鵜の岬(うのみさき)展望台のバス停より


鵜の岬展望台より / 「日本で最初に黒潮が接岸する展望台のひとつ」だそうです。地元の方に教えていただき「黒潮の潮目」を確認することができました。


竜宮神社への参道 / 県道27号の駐車場(トイレあり)から海岸に下ります。駐車場から右手を登ると展望台があり、足摺岬から叶崎(かなえざき)が一望できます(地元の方のおすすめポイント)。


竜宮神社 / 海岸の岩場に建立されています。付近は釣り場のようです。左上に見える岩山の頂上が展望台です。


竜宮神社より


竜宮神社の岩場より / 当日は波が穏やかだったようです。


叶崎(かなえざき)から朝焼けの足摺岬を望む / 国道321号、叶崎トンネルの東側に「叶崎の灯台」の案内があります。東屋とトイレ、階段を上ると神社がありました。猫もいました。ビバーグポイントです(あくまで緊急時)。トンネルの西側に「叶崎の展望台」があります。