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歓喜光寺 霊場
(かんきこうじ)
権現堂
(ごんげんどう)
愛媛県愛南町
歓喜光寺


県道332号、篠山中学校・小学校から篠山方面に500mくらい、旧道?の「戸立てずの庄屋」(蕨岡(わらびおか)家)の隣です。観世音寺の本尊(十一面観音)が祀られているという権現堂は見つけられませんでした。雨天のため、近所で尋ねるのを躊躇しました。帰宅して関係サイトを調べたところ、裏手の山中にたたずんでいました。次回の課題とします。駐車料は無料です。

(追記)
後日、再訪しました。運良く、お寺を管理されている方がみえられ、興味深いお話を伺うことができました。裏山の権現堂は最近改築されたとのことで、本堂に掛けられている改築前の権現堂の写真を拝観することができました。

関連するページ: 四国の行場めぐり > 篠山神社


横吹橋から篠山を望む


大師堂


弁天堂


権現堂へは大師堂の右の階段から裏山に登ります。


階段は88段ありました。


観世音寺の本尊(十一面観音)が祀られている権現堂


鐘楼の跡 / 戦時中、釣鐘は軍事供出されたそうです。釣鐘が兵器となり、人をあやめたとはとんでもないことです。


蕨岡(わらびおか)別家住宅(国の有形文化財)


戸たてずの楠

● 案内板より
太さ八メートル、樹齢 推定約七百年 二本の楠の大木はここ旧蕨岡庄屋の庭にあり、枝はりも大きく樹形の美しさも県下有数のものである。昔、この楠に止まって悪さをしていた天狗の翼が家人の放った矢に当たって庭に落ちた。家人がその翼を返してやったところ、天狗は「お礼に子々孫々にわたりこの家に盗人が入らぬようにしょう。」と言い残して篠山の奥に飛び去った。その後、盗人が入ったが出ようとして敷居まで来ると身体が動かなくなった。以来、盗人が入らなくなり、蕨岡家では一切戸を閉めないことから人々は「戸たてずの庄屋」と呼び、敷居を削って盗難よけのお守りにするという。