参道を探る

 ・野呂山について 
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中切(安浦町)から弘法寺をめざします。探るといっても参道を歩き、参道沿いの自然や史跡に触れるだけの話ですが、「空海が歩いた道」として意識するとそれなりに感じるものがあります。史跡については『野路山 伊音城 弘法寺』(山根昭三 著)を参考にしています。


下の案内図は、上部の奥之院方面が野呂山の山頂部、下部の国道185号が登山口(参道入口)になります。


弘法寺・八十八ケ所
三本松公園から弘法寺まで八十八体の地蔵尊が九つの札所に祀られています。

里程地蔵(りていじぞう)
弘法寺の鐘楼下を起点に参道入口まで三十六の里程地蔵が設置されているそうです。上図は『野路山 伊音城 弘法寺』の配置図によりました(一部、未確認です)。

車道(舗装1車線)

歩道(中国自然歩道)

・距離は案内板から紹介しましたが、数字が合わない区間もありました。おおよその距離としてください。
・弘法寺の標高は約760mです(駐車場の案内より)。
・参道は野呂山の東側にあたります。
・三本松公園から弘法寺までトイレおよび水場はありません。
・三本松公園の水は上流の川から引かれています。
・東屋は三本松公園と馬ノ背にあります。

・三本松公園から馬ノ背まで林道(1車線の舗装路)があります。仁王門から弘法寺までは山寺を演出するかのようなすばらしい石段の参道が続いています。時間に余裕のある場合は「馬ノ背」の駐車場に車を置いてお参りされることをおすすめします(弘法寺まで約800m)。

・弘法寺にはお接待の方がおられますが、滞在は日中のみです(冬期は3時半まで)。
・体力不足の私で、登り2時間半、下り1時間でした(三本松公園〜弘法寺)。
・宿泊施設としては野呂高原ロッジやグリーンピアせとうちなどがあります。
 テント泊主体の旅系ライダーには野呂山キャンプ場や野呂川ダムキャンプ場をおすすめします。

●野呂山キャンプ場: http://www.norosan.or.jp/camp/
●野呂川ダムキャンプ場: http://www.hatinosu.net/camp/archives/639